Earth-Dのボイトレ

有料級のボイトレ情報を垂れ流していきます

だみ声が治らない、地声が強い人、張り上げ歌唱になってしまう人の為の対処法(ボイトレ)

地声が強くて高い声が出ない。

高い音域が辛い。

張り上げの歌い方になる。

 

こういった状態になっていませんか?

 

実際、私も張り上げの歌い方になっていて、全然高い声がでず辛い思いをしていました。

音が高くなればなるほど叫びのような歌い方になり、喉は枯れる一方。

高い声で歌うのももちろん、長時間歌うなんて夢のまた夢でした。

 

ですが、そんなことも今日からおさらばです!

張り上げになる癖を取り除き、楽しいカラオケライフを手に入れましょう!

 

 

地声が強い・だみ声・張り上げ歌唱が治らない人の特徴

色んな状態の方がいらっしゃいますが

・裏声・息声がわからない

・声帯を伸ばす感覚がわからない

・声帯が薄い、厚いの違いが判らない

・声帯を閉じる発声の癖がついている

喉頭の位置が高く、喉が締め上げ状態になっている

が主と言えます。

 

こういった症状の人は、裏声を鍛えると自然と上記のものが治ったりします。

 

まずは裏声がわからない人の為に裏声を説明いたしますと、裏声とは、声帯を完全に閉じようとせず開いた状態で、声帯に息を当て、声帯を振動させて発声することです。

出来ない、わからない方は、まず息声を習得すると裏声に近づきます!頑張りましょう!

 

裏声を知る方法

裏声とは、声帯が完全に閉じようとせずに、開いた状態で発声する息声に近い状態のものだと説明しました。

 

まず、声にならない「ハァ」と息を吐いてみましょう。

手を温める時のような「ハァ」です。

その息に薄---く声を乗せてみましょう

息8:声2の状態で、とても小さい声で発声してください。

 

出来たでしょうか。これで息声となりました。そうしましたら、そのままの感覚で高い音まで行ってみてください。

そうすると、地声じゃ出なかった高さまで行けると思います。

もし、息声に近い感覚で、芯と響きのある声が出たら、それは裏声になります^^

 

声帯を伸ばす感覚

息8:声2の発声をしました。

その声のまま、「フー」の発音で音程をビブラートのように高くしたり低くしたりしてみましょう。

 

その際、声が大きくなっても、喉が詰まっても、息が少なくなってもダメです。

一定の息声を心がけてください。

 

この時、ようやく声帯を伸ばす筋肉が最大に機能します!

 

もし慣れてきて、裏声というものが出来るようになったら

その裏声のまま、ギリギリ出せる高い声からギリギリ出せる低い声まで同じ感覚で発声できるように練習していきましょう!

もちろん地声になっては行けません。

慣れれば裏声のまま地声の域まで出るハズです。

そうすると発声の筋肉が最大限に起用しますので、効率よくトレーニングできます!

 

このトレーニングはすぐに成果は見えませんが、毎日1分でもすると、将来的に化けて結果が付いてきますので、頑張ってやっていきましょう!

 

声帯が厚い・薄いがわからない

裏声とは、声帯を完全に閉じようとせず開いた状態で、声帯に息を当て、声帯を振動させて発声することだと説明しました。

逆に地声は、声帯をピタッと閉じて発声した状態。声帯を閉じることによって厚くなっている状態のことです。

この違いを感じてみて、違いを明白にしていきましょう!

一番のコツは、裏声のトレーニングと地声のトレーニング両方をやっていくことです。

地声のトレーニングは前回の記事に記載していますので是非ご覧ください。

earth-d-v-training.hatenablog.com

 

 

声帯を閉じる発声の癖をとる方法

リップロール・またはタンロールはできるでしょうか。

唇、または舌を震わせて「プルルルルルルル」と音を出す方法です。

この状態で、音を上げ下げしたり、歌を歌ってみてください。

声は小さくて大丈夫で、むしろ大きい声は出そうと思わないでください。

すると、リップロール・タンロールをするために一定の息量が必要になるので、息量が安定するとともに、声帯を閉じず伸ばす力が作用します。

この練習をしたら、その感覚のまま普通に歌を歌ってみましょう!

最初は違和感が強いかもしれませんが、慣れてくると勝手に音域が広がったり、歌や発声が楽になってくると思ます。

コツコツ頑張っていきましょう!

 

喉頭の位置が高く、喉が締め上げ状態になっている

よく、色んなボイストレーニングで「喉仏を下げよう」とありますが、この理由が、「喉仏を支える」という感覚の説明をしています。

喉頭(喉仏)は色んな方向から「吊るされている状態」です。

要するに、筋肉というゴムで喉頭が浮いてるのです。

 

喉頭を吊るす筋肉にはおおまかに

喉頭を下げ、口腔・咽頭腔を広げる筋肉「胸骨舌骨筋」

喉頭を上げ、咽頭腔を締める筋肉「甲状舌骨筋」

同じく喉頭を上げ、咽頭腔締め、口腔を広げる筋肉「口蓋喉頭筋・茎状咽頭筋」

喉頭の下部を後ろに引っ張り、声帯を張る「輪状咽頭筋」

こちらがございます。

 

なので、もし締まった声が出る。声がキンキンする。すぐ疲れるという場合。

甲状舌骨筋・口蓋喉頭筋・茎状咽頭筋が過剰に活発になっていると言えます。

 

まず、マッサージをしてみましょう。

口をかぱっと開けて、耳の下の辺り(顎の付け根辺り)を触ってみてください。

窪んだ所があると思います。

そこから、2本指で優しく、あごの下・喉仏までなぞって、数回マッサージしてください。

これだけでかな~り喉が楽になったと思います。

 

そうしましたら、前回の記事の「o」のトレーニングをしましょう

喉頭を下げる「胸骨舌骨筋」のトレーニングです。

 

「o」(オ)と発音しながら、どんどん音程を低くしましょう。

もうこれ以上無理!というところまで喉仏を下げ、音程を下げていってください。

「o」は、誕生日ケーキのろうそくを消す時の口の形にしてください。

そう、口をすぼめて、でも口腔は広い状態です。

その口のまま顎を下げると更に負荷がかかり、良いトレーニングになります。

この工程を何度か繰り返しましょう。

この際大きい声は出さず、小さな声で大丈夫です。

声量・呼気量が変わらないようにし、喉仏が下に下がることを感じてください。

一番は音階で音程を入れていくことですが、今回は省きます。

この喉頭を下げる筋肉は「胸骨甲状筋」です。喉頭が上になる発声をする際、喉の締め付けとならないように支えたり、口腔と咽頭腔を広げてくれる筋肉なので、ここの感覚を覚える事によってふくよかな声を手に入れることができます。

 どうでしょう。締まった喉の感覚が解消されたと思います。

最初に話した通り、喉はバランスです。

バランスをしっかり保って、喉を大事にしていきましょう!

 

最後に

いかがでしょうか。

ダミ声が治った!発声が楽になった!等、解消に繋がったのならばうれしいです。

 

毎日コツコツとやっていけば必ずいい声に近づきますし、理想の声に近づいていきます。

あなたはどういった声が理想ですか?

好きな歌手や声優さんはいらっしゃるでしょうか?

プロの人の声に魅了されて、それを目標にして近づこう!とするのも立派な指標です^^

それに、そういったプロの方々も、毎日コツコツと現在進行形で発声やボイストレーニングを行っています。

因みに私は大石昌良さんに憧れています✨

自分の声は低いので彼の様にハツラツと切れのいい声は出せませんが、ちょっとずつ近づきつつあります(笑)

コツコツ頑張りましょう!!